AI メンタルパートナー「アウェアファイ」開発するチームの技術情報やプロダクト、カルチャーについて発信しています

Maestro + self-hosted runners でFlutterアプリのE2Eテストを実行する
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Maestro + self-hosted runners でFlutterアプリのE2Eテストを実行する

背景 Awarefyでは「アプリにE2Eテストを導入したい」という動きはあったものの、我々に合うツールをなかなか見つけられず、導入まで至っていませんでした。しかし5/9の大型アップデートを終えたタイミングで改めてE2Eテスト導入プロジェクトを動かし、Maestroというフレームワークを用いて、GitHub ActionsからE2Eテストを実行することにしました。 Maestroとは Maestro is the simplest and most effective mobile UI testing framework. What is Maestro? | Maestro by mobile.devMaestro is the simplest and most effective mobile UI testing framework.Logo MaestroはUIテストのためのフレームワークです。 Built-in tolerance to delays. とあるように、私たちが意識しておかなくても遅延実行をしたり、ボタンタップやテキストの入力などのアクションを
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アウェアファイ AI コーチングの裏側 / GPT-4 + Claude 3 で実現するマルチLLM活用とメタプロンプトの可能性
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アウェアファイ AI コーチングの裏側 / GPT-4 + Claude 3 で実現するマルチLLM活用とメタプロンプトの可能性

概要 * AI メンタルヘルスアプリ Awarefy(以下、アウェアファイ) は、2024年4月9日に、「AI コーチング」機能をリリースした * 「AI コーチング」の実装にあたり、プロンプトの調整を行う「メタプロンプト」を考案。対話用AI と、コーチングプロセス管理用AI に役割を分割することで円滑なAIコーチング体験を提供できるようになった * 「AI コーチング」では、アウェアファイとしてはじめて、Anthropic 社の Claude 3 を導入した * AI 機能の安定供給のため、Amazon Bedrock と GCP Vertex AI との冗長化構成、および AWS Step Functions による非同期処理の構成をとっている 本記事でお伝えしている要旨は上記のとおりですが、読み進めることで読者は以下についての知見を得ることができます。 * 「メタプロンプト」とはなにか * 「AIコーチング」の事業上の価値の位置づけ
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Snowflake と Airbyte ではじめるモダンデータスタックへの道
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Snowflake と Airbyte ではじめるモダンデータスタックへの道

概要 * Awarefy はデータ分析基板として Snowflake を採用した * 構築にあたる行程のなかで最も課題になっていたデータインジェスチョンについて、Airbyte(OSS版)を採用することで大幅にショートカットすることができた * Snowsight で簡易的にダッシュボードを構築することができるが、BI ツールほどの機能はないため、この点について課題がある 本記事でお伝えしている要旨は上記のとおりですが、読み進めることで以下についての知見を得られます。 * なぜ Snowflake を選定したのか * Airbyte の何が嬉しいのか データスタック・システム構成図 今回のプロジェクトにより構築したデータスタックのクラウドインフラ・アーキテクチャ図は次の通りです。 ※ 記載している会社名、製品名、ロゴなどは各社の商標または登録商標です。 Snowflake 検証までの経緯 昨年(2023年)、Awarefy はデータ分析基板として「Snowflake」を採用しました。 AI メンタルヘルスアプリを開発する株式会社Awarefyが、データク
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Linear - それは魔法のプロダクトマネジメントツール
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Linear - それは魔法のプロダクトマネジメントツール

アジャイル開発やスクラム開発を支援するためのマネジメントツールとして、みなさまはどんなツールをお使いでしょうか。GitHub (GitHub Project)、 Jira、Zenhub、Pivotal などなど... 優れたツールは数多あるなか、Awarefy では Linear (リニア)を導入し、日々の開発タスクにはじまり、採用関連タスク、経営にまつわる Issue などをこのツールで管理しています。 Linear – A better way to build productsLinear streamlines issues, sprints, and product roadmaps. It’s the new standard for modern software development.Linear Awarefy が Linear を導入したのは 2023年3月のことで、お試しから切り替えの意思決定まで同日のうちに完了しました(当社チームのフットワーク軽くていいなとしみじみ)
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Google I/O 2023 Flutter / Dart 関連まとめ & 速報
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Google I/O 2023 Flutter / Dart 関連まとめ & 速報

Awarefy CTO の池内です。2023年5月10日に開催された Google I/O で発表された Flutter / Dart 関連の情報を(社内に共有がてら)簡単にまとめます。 全体的に流し読みのため誤りについてはご容赦ください。なにかあれば @iktakahiro までお気軽にどうぞ。それではいってみましょう。 Dart 3.0 リリース Dart 3.0 がリリースされました。 Announcing Dart 3100% sound null safety. Records, patterns, and class modifiers. And a peek into the future.DartMichael Thomsen 内容については既にアナウンスされていたとおりです。 * 100% null safety * 複数の戻り値
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Better gRPC な Connect に乗り換える - Go言語編
Go

Better gRPC な Connect に乗り換える - Go言語編

デジタル認知行動療法アプリ Awarefy は、2022年4月からバックエンドシステムを Go + gRPC / Protocol Buffers を用いて開発・運用しています。現在進行中の Web アプリ開発のために、connect-go への切り替えが事実上必要になったため、grpc-go から connect-go へのマイグレーションを実行しました。 Connect とは そもそも Connect とはなにかですが、Better gRPC と理解するのがよいでしょう。 Getting started | ConnectConnect is a slim library for building browser- and gRPC-compatible HTTP APIs.Connect Connect is a slim library for building browser-
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AWS Startup ブログ に Awarefy の活用事例が掲載
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AWS Startup ブログ に Awarefy の活用事例が掲載

Awarefy は、2020年のリリース以後バックエンドシステムとして Firebase を採用していましたが、2022年中に AWS にインフラ移行を果たしました。そんなインフラ移行の経緯にも触れつつ、Amazon EKS や Amazon Aurora Serverless v2 を採用した AWS 活用事例を AWS Startup ブログ に取りあげていただきました。 心の健康を支えるデジタル・メンタル・プラットフォームを実現する。Awarefy 社の AWS 活用事例 | Amazon Web Services株式会社Awarefy は「心の健康を支えるデジタル・メンタル・プラットフォームを実現する」をミッションに掲げ […]Amazon Web ServicesHiroaki Tontokoro AWS 構成図 記事中にも紹介がありますが、Awarefy は次のようなスタックでAWSを活用しています。 2022年11月に開催された AWS DEV
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FlutterKaigi 2022 登壇後記
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FlutterKaigi 2022 登壇後記

2022年11月16-18日に開催された Flutter 技術者の集うカンファレンス FlutterKaigi 2022 にスピーカーとして参加して参りました。 FlutterKaigi 20222022年、日本国内でFlutterをメインに扱う技術カンファレンス。FlutterやDartの深い知見を持つ開発者によるセッションを多数企画します。website 登壇に使用した資料は下記にて公開しています。 LIVE録画も公開されていますので、他のセッションふくめて是非ご覧ください。 以下、ふり返りです。 これまで、オフライン / オンラインのカンファレンスで登壇の機会をいただくことは何度かあったのですが、今回は事前収録方式で、個人的には初めての経験でした。事前収録のメリットはなんといっても、当日の気が楽...。今回運営チームの方々が、誤字脱字や、画像などで権利が不明瞭なものが使われていないかなどをかなりしっかりレビューされており(お忙しいなか凄いなぁと思ってレビューを受けていました)、時間配分も含めて運営チーム・登壇者の双方で安心感のある運営方式だなと感じました。 完全に僕
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AWS Dev Day Japan 2022 にて、『[Amazon EKS on AWS Fargate] スタートアップの "次の3年" を支えるためのインフラ技術』 を発表してきました。
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AWS Dev Day Japan 2022 にて、『[Amazon EKS on AWS Fargate] スタートアップの "次の3年" を支えるためのインフラ技術』 を発表してきました。

こんにちは。@iktakahiro 池内です。 先日お知らせしておりましたとおり、2022年11月9日、AWS Dev Day Japan 2022 Japan に登壇、発表してまいりました。 AWS Dev Day Japan 2022 | AWS開発を牽引するエンジニアのためのテクニカルカンファレンス「AWS Dev Day 2022 Japan」|2022年 11 月 8 日(火)~ 10 日(木) 開催Amazon Web Services, Inc. 当日ご参加のみなさま、イベント運営の関係者のみなさま、誠にありがとうございました。 発表資料を公開しておりますので、よろしければご覧ください。 Awarefy はメンタルヘルスの社会課題に向き合う仲間を募集しています!採用情報をご覧いただき、軽い気持ちで構いませんのでひコンタクトください。 エンジニア採用情報現在オープンしている採用情報を掲載しています。Awarefy DevelopersTakahiro Ikeuchi
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Woman Developers Summit 2022に協賛します
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Woman Developers Summit 2022に協賛します

デジタル認知行動療法アプリ Awarefy(アウェアファイ)のプロダクトマネージャー小田です。 このたび、Awarefy が 株式会社翔泳社 主催のテックカンファレンス「Woman Developers Summit 2022」にロゴスポンサーとして協賛させていただくことになりましたので、お知らせいたします。 Women Developers Summit 2022(2022.11.02)Women Developers Summit 2022は、11月2日に開催!事前登録受付中!Shoeisha Event 「Women Developers Summit」は、翔泳社 CodeZine編集部が主催するITエンジニア向けカンファレンス「Developers Summit」からスピンオフした、女性ITエンジニアが主役のカンファレンスです。(公式サイトより引用) Awarefy では、メンタルヘルスの社会課題解決にむけ、プロダクトの開発エンジニアを募集しています。ダイバーシティ & インクルージョンを重んじるカルチャーで性別やバックグラウンドに関わらず活躍できる環境です。 少しで
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[登壇・講演情報] AWS Dev Day 2022 Japan に登壇します (CTO 池内)
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[登壇・講演情報] AWS Dev Day 2022 Japan に登壇します (CTO 池内)

2022年11月08日(火)~ 10日(木)にかけて、AWS Dev Day が日本で開催されます。 GitHub - aws-events/aws-dev-day-online-japan-2022-cfpContribute to aws-events/aws-dev-day-online-japan-2022-cfp development by creating an account on GitHub.GitHubaws-events AWS Dev Day Japan の「Call for Proposal」に、CTO 池内の演題が採択されましたのでお知らせいたします。 [EKS on Fargate] スタートアップの ”次の3年” を支えるためのインフラ技術 · Issue #45 · aws-events/aws-dev-day-online-japan-2022-cfpセッションタイトル (必須) セッションのタイトルをイシュー件名に最大40文字程度で入力しました 連絡先の登録 (必須) 私は、
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Awarefy の実証実験の結果報告が認知・行動療法学会 第48回大会 ポスター演題に採択されました
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Awarefy の実証実験の結果報告が認知・行動療法学会 第48回大会 ポスター演題に採択されました

デジタル認知行動療法アプリ Awarefy は、アプリの利用をつうじてメンタルヘルスの変化・改善の実証実験をさまざまなフィールドで実施しています。 このたび、2021年-2022年にかけて実施した実証実験の結果報告が、認知・行動療法学会のポスター演題として採択されましたのでお知らせいたします。 認知・行動療法学会 第48回大会は、2022年9月30日-10月2日の間、オンライン/オフラインにてハイブリッド開催されます。 HOME | 日本認知・行動療法学会第48回大会日本認知・行動療法学会第48回大会 - 採択された演題は下記のとおりです。 * 演題名 : セルフケア・アプリケーションの利用がメンタルヘルスに及ぼす影響 -企業に所属する従業員を対象としたパイロットスタディ- * 日程 : 2022年10月2日(日)11:00-12:00 * 形式 : ポスター Awarefy は、今後も事業をつうじて得られた成果をオープンにするべく、情報・成果の発信を続けてまいります。
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Ghost ではじめるスタートアップの技術ブログ
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Ghost ではじめるスタートアップの技術ブログ

技術ブログを構築・公開するにあたり、みなさんはどのようのツールやサービス、プラットフォームを採用しているでしょうか。じつにさまざまな選択肢があるなか、Awarefy Developers では Ghost (Pro) を採用しました。今回はブログ・プラットフォーム Ghost を紹介します。 歴史はあるが モダンなブログプラットフォーム Ghost は CMS を構築するためのソフトウェアおよびサービスです。Ghost のソースコードは GitHub で公開されており、誰でもセルフ・ホスティングで Ghost を使った Web サイトを公開できます。 GitHub - TryGhost/Ghost: Turn your audience into a business. Publishing, memberships, subscriptions and newsletters.Turn your audience into
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Awarefy、技術ブログをはじめます。
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Awarefy、技術ブログをはじめます。

みなさんこんにちは。Awarefy CTO の池内です。このたび、Awarefy の開発・術情報を発信する目的で、Awarefy Developers(Awarefy.DEV)を公開いたしました。今回は、その最初の投稿です。 メンタルヘルスの課題解決にとり組む はじめに自己紹介をさせてください。 僕たち 株式会社Hakali は、デジタル認知行動療法アプリを提供するメンタルヘルス・テックを事業ドメインとするスタートアップ企業です。僕は現在そのチームで取締役CTO というロールについています。これからよろしくお願いします。 僕たちが開発・提供しているのは、デジタル認知行動療法アプリ Awarefy です。気づき = Awareness からとった名前でアウェアファイと読みます。 心をケアするスキルが身につく - デジタル認知行動療法アプリ「Awarefy」認知行動療法(CBT)にもとづく心のセルフケアアプリ。感情記録で心の波を見える化、自己分析・自己理解をしながら、ストレス・うつ気分を和らげ、睡眠改善や精神の安定をして、心の健康を保ちましょう。200種以上のマインドフルネス瞑
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